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日本語学校の基本事項

2013年6月18日(火)

 

こんにちは。柴本です。

 

梅雨入りしたというのに、今日は真夏のような暑さが続いていますね。

行政書士の仕事はオフィスワークが多いようで

意外と役所やお客様のもとなど外出する機会が多いものです。

これからの季節は外回りがつらくなりそうです。

 

さて、最近問い合わせが多い日本語学校ですが、

今日は設立するための基本事項について簡単にまとめたいと思います。

 

まずは、①設置母体

日本語学校は個人でも法人でも設立可能です。

そして②校地校舎の登記名義

登記名義=設置母体であることが絶対条件です。

③何月開校か

書類申請の関係で最短でも1年半後です。

④何クラス開きたいか。

1クラスは20名以下の必要があります。

さらに、1年めは全生徒数が100名以内の必要があります。

⑤残高証明

ケースによりますが、1000万〜2000万円の残高証明をとってもらっています。

 

非常におおまかではありますが、ひとつの目安にしていただければと思います。

気になる点などございましたら、弊事務所までご相談ください。

 

柴本

日本語学校 途中経過

2013年6月11日(火)

 

こんにちは。柴本です。

 

弊事務所で依頼を受けていた日本語学校4月申請の

実地調査がすべて無事終わりました。

 

管轄入管によって多少違いはありましたが

注意すべき点は同じで前回の日誌に書いた通りです。

 

これから申請書類が法務省・文科省へとあがっていきます。

 

---とその前に、今は申請書類の修正・追加の指示が入管側からきている真っ最中です。

内容は、就学という文言が法改正により留学に統一されたことによる変更

外国人登録制度の廃止によって外国人登録証明書から在留カードへの変更に伴うものなど

 

差し替え分はすべて正本1部・副本2部の3部に加え、

お客様への控え分と4部作成するので意外と大変なのです。

 

書類が文科省へいったあとには

ヒアリング(面談)が控えています。

 

まだまだ気が抜けません。

 

柴本

実地調査 その2

2013年6月4日(水)

 

おはようございます。柴本です。

 

梅雨入りしたとテレビでは言っていましたが

夏のようなお天気が続いていますね。

 

さて、日本語学校の実地調査ですが、

当日担当官は提出した申請書の一部である地図をもとに

学校を直接訪れます。

意外にもこの地図が大切なのです。

 

そして、申請書と照らし合わせるかたちで調査がスタート。

先日書いた通り、教室の机や椅子、黒板など備品をチェックしたり、

職員室・図書室内も見学します。

 

また、教室内の面積を実際に測定します。

ここが重要です。

教室の内部の面積によって収容できる定員、つまり、生徒数が決まります。

一人あたりの面積数を0.1でも下回ってしまうと、

生徒数を変更しなければなりません。

 

申請書作成のなかでも最も確認の必要な箇所ですが、

現地調査でも改めて確かめられるわけです。

 

ちなみに、壁などをのぞいた教室の内側の面積です。

平面図などから読み取る場合は

外側の面積ではないか、注意してください。

 

柴本

実地調査

2013年5月28日(火)

 

おはようございます。

柴本です。

 

先日日本語学校の実地調査が終わりました。

実地調査は管轄入管への書類申請後、

担当入管が日時を指定し行われます。

 

主に、校地校舎について申請書通りであるか、

備品などがある程度揃っているかを入管の担当官がチェックします。

 

学校側の出席者については

全体を把握している人であれば特に規程はありませんが、

設置代表者・校長・主任教師の出席が望ましいです。

 

それでも、少し不安というかたには

当事務所所長が立ち会うこともできますので、ぜひお申しつけください。

実際、ほとんどのお客様が立ち会いを希望されます。

 

次回は実地調査の内容について

詳しく説明いたします。

 

柴本

身分証明書

2013年5月27日(水)

 

こんにちは。柴本です。

 

見出しの通り、身分証明書にご注意ください。

身分証明書というと皆ざまは何を想像されますか?

自分の身分を証明するものだから、運転免許証・パスポート・健康保険証など・・・

 

日本語学校設立の申請の際にも設置代表者の身分証明書が必要ですが、

その身分証明書は

上に挙げたもの全て違います。

 

身分証明書という名の証明書があるのです。

後見の登記をしていないこと、破産をしていないことが証明されます。

 

つまり、銀行など普段の生活で求められる身分証明書とは違うので気をつけてください。

 

どこで発行されるのかにも、注意が必要です。

本籍地の役所でしか発行がされません。

 

当事務所ではこうした証明書の代行取得も行なっています。

わざわざ本籍地の役所まで行くのはちょっと・・・という方、ぜひご利用ください。

 

柴本

広島入管へ行って来ました その2

2013年5月1日(水)

 

こんにちは。柴本です。

 

広島入管へ行った話の続きです。

 

迷いながらも何とかたどり着いた入管は、とてもキレイな建物でした。

 

入口で簡単な手荷物検査をうけてから、中へ入ります。

日本語学校の事前相談は予約が必要で

あらかじめ指定された日時に向かいます。

担当官の方と一対一で、書類の不足がないかなどの形式的審査が始まります。

 

約2時間の時間をかけ、チェックが終わり、受付印をもらい、

その際に、用意した正本1部と副本2部の合計3冊は担当の方にお渡しします。

 

3冊なくなると、荷物がぐんと軽くなります。

後日、次のステップの現地調査を行う日にちの連絡がありました。

 

少しづつ日本語学校開校にむけて進んでいます。

 

柴本

広島入管に行って来ました

2013年4月26日(金)

 

こんにちは。柴本です。

 

今朝、街路樹の青々とした葉を見てびっくりしました。

新緑まぶしい季節となりましたね。

 

先日、広島入管へ日本語学校の事前相談へ行って来ました。

事前相談といっても、内容は申請書の提出なのですが、

行政側ではこれを申請ではなく事前相談と呼んでいるようです。

 

新幹線で東京から乗ること約4時間、

広島駅に到着しました。

わたしにとっては高校の修学旅行以来の広島です。

路面電車、駅前のバスの種類の多さに驚きました。

 

入国管理局までは電車・バス・徒歩のどれでも行けるのですが

時間の都合上バスを選びました。

 

途中道に迷いましたが、親切にもいろいろな人が道を教えてくださり、

本当に助かりました。

どうもありがとうございます。

 

柴本

2013年3月11日(月)

 

こんにちは。柴本です。

 

春風・・・春の嵐と言ったほうがいいかもしれません、

花粉に悩まされる季節がやってきました。

 

事務所では空気清浄機を稼働させて、なんとかしのいでいます。

 

さて、見出しの件ですが、住居表示の実施による変更も届出が必要です。

 

例えば、医療法人における理事の変更を届出る際に、

住所が以前のものと異なっていたとします。

移転による変更ならば届出が必要なのは当然ですが、

住居表示の実施による変更も届出をする必要があります。

 

この変更届を提出しないと、理事の変更は受け付けられません。

変化の課程を順序に従って届け出ないといけないわけです。

 

さらに、この住居表示の実施による変更の届出には

市区町村長から交付される住居表示の実施に関する証明書の添付が必要です。

 

具体的には地番の変更証明書というものを市役所などから出してもらいます。

こちらは郵送による取得も可能です。

 

上記の住居表示のみならず、長い間届出をしていなかった場合

途中の手続きが抜けている恐れがあります。

その場合、全ての経過を届出てからでないと申請が受け付けられません。

 

当事務所ではそんなケースもしっかりと対応いたします。

ご気軽にご相談ください。

 

柴本

2013年3月5日(火)

 

こんにちは。柴本です。

 

見出しの通りですが、案内図を作成しました。

なんの案内図か?

日本語教育機関までの略図といったらいいでしょうか。

 

これも立派な立証資料の一部なのです。

最寄りの交通機関(駅)からの通行路を朱書きでわかりやすく示します。

 

今回作成した日本語教育機関は駅からバスを乗り継ぐので、バス停からの略図も追記しました。

 

この仕事は図面の作成も意外と多いものです。

先日は宅建業の更新申請用に案内図と平面図を作りました。

だんだんとコツをつかみ、楽しい作業のひとつとなっています。

 

柴本

2013年2月20日(水)

 

こんにちは。柴本です。

 

今日は日本語学校設立の際に作成する時間割について

説明します。

 

事前相談のために申請書および立証資料を提出するのですが、

時間割もその立証資料に含まれています。

 

開校後にどのようなカリキュラムでどのような時間割で学習していくのか、

日本語教育の要となる部分ですよね。

 

他の日本語学校との違いを強調できる部分でもあります。

 

カリキュラム・時間割については規定がとくに設けられていないので

設立したい日本語学校の特色を存分にアピールしてください。

 

ただし、ひとつだけ注意点があります。

それは、教師の担当時間数に制限があるということ。

 

1週間あたりの授業担当数が25時間を超えないように注意をしてください。

 

今までのお客様作成の時間割を見ると内容は本当に様々で、

少し気が早いですが、実際の授業風景を想像したり、思いを馳せています。

 

柴本

2013年2月13日(水)

 

こんにちは。柴本です。

 

天気予報では明け方から雪がちらつく可能性があると言っていましたが、

すっきり晴れた気持ちのいい朝でしたね。

けれども、やはりまだまだ寒い。

事務所までの道のりがついつい早歩きになります。

 

さて、当事務所では日本語学校のご依頼・相談が続いています。

来年の4月に開校を考えているお客様が多く、4月の事前相談のための準備が

忙しくなりそうです。

 

準備書面のなかの一つに、「蔵書目録」があります。

学校には先生用の蔵書、日本語教育に関する書籍と

生徒用の蔵書、図書室に置く書籍とあります。

これらの書籍リストが蔵書目録となります。

 

先日の日誌にも書きましたが、日本語学校の設立は最低でも1年前に事前相談が必要です。

事前相談といっても申請書類はしっかりそろえますし、学校としての形も整えていきます。

 

したがって先行投資がどうしても大きくなります。

そんななか書籍は事前相談までに実際に購入しないといけないのか。

もちろん購入して準備するのが一番です。

が、書店さんに購入予約をしてもらい、告示を待っての購入も可能です。

 

何をいつまでに準備すればよいのか、ひとつひとつ具体的に相談にのりますので、

お気軽にお問い合わせください。

 

柴本

2013年2月6日(水)

 

こんにちは。柴本です。

今日は先週の暖かさとはうってかわって朝から雪混じりの雨がふっています。

春はまだまだ先のようですね。

 

さて、日本語学校の流れについて続きを説明します。

 

回答書の交付を受けるとやっと生徒の募集を始めることができます。

 

生徒が確定すれば次は在留資格認定証明書の交付申請を

法務大臣の告示申請と同時に行います。

 

在留資格認定証明書・法務大臣の告示を経て

晴れて生徒の受け入れ・開校となるのです。

 

一番はじめの事前申請から開校までは少なくとも1年はかかります。

したがって事前申請に必要な書類を作り始めるのは開校よりも1年以上前。

常に申請時年度と開校時年度を確認しなければ混乱してしまいます。

 

長い時間をかけて進めていくのだと改めて感じます。

 

柴本

2013年1月31日(木)

 

こんばんは。

柴本です。 

今日はいつもより日差しが暖かかったですね。 

夕暮れまでの時間も、以前よりも少し長くなったような気がします。 

徳島ではもう梅の花が咲いたそうですよ。 

わずかですが、春がやってくる気配を感じますね。  

 

日本語学校の設立続きについて 

おおまかな流れを説明します。   

従来では(財)日本語教育振興協会が審査を行なっていたのですが 

事業仕分けにより廃止されたため、現在は入国管理局(法務省)が窓口となります。  

 

そこで事前相談というものをまず開校予定の1年前までにします。 

相談といっても、書類全てをしっかりと揃えた段階で行います。 

この書類がかなり多く、立証資料とあわせてバインダーに閉じた状態で提出をするのです。   

 

そして入国管理局が書類に目を通し、問題がなければ現地調査 

教育に関することなので文部科学省の担当官も同行します。 

この調査結果を踏まえ、法務省へと書類が送られます。 

(現地調査時の状態が書類とは著しく異なるなど、問題が出ると 

後述の回答まで時間がかかってしまいます。)  

 

現地調査を終えると次に面談があります。

 

そして、回答

基準を満たしていると判断されると紙面での回答書が交付されます。

この回答書を交付されると生徒の募集を行うことができます。

 

・・・とここまでがひとつの大きな流れです。

次回は生徒募集後について説明いたします。

柴本

2013年1月30日(水)

 

先日、都内の某保健所へ開設許可申請の事前相談に行って来ました。

近くには川が流れており、河原に一面雪が降り積もって

雪の白と川の深い青、雲ひとつない空との対比が素晴らしかったです。

 

さて、医師や歯科医師が開設する診療所では保健所に「開設届」を提出することになりますが、

医療法人が開設する診療所は、まず「開設許可申請」を行い、開設許可を取る必要があります。

この手続きには保健所ごとに一定の決まりがあるため、確認のため事前相談は欠かせません。

 

診療所の開設者が個人から法人へ変わる場合、

まず個人院を廃止→その後法人として新規開設手続き

というのが基本的な流れです。

基本の部分はだいたいどこでも同じですが、

書類提出のタイミングや現地調査のタイミングで違いがあります。

 

今回の保健所では、いくつかの書類をまとめて出すことが可能なようでした。

保健所訪問を少ない回数で終わらせられるよう、頑張りたいと思います。

 

野中

2013年1月23日(水)

 

おはようございます。柴本です。

 

早速ですが、生活指導担当と聞くと

みなさんはどんなイメージをされますか。

わたしは、テレビの影響か、

毎朝校門の前に立つ厳しい先生を想像してしまいます。

 

日本語学校の設立の際にも、生活指導担当者が必要です。

といっても先生である必要はなく、

常勤の事務職員が兼任することができます。

 

そもそも、日本語学校の生活指導担当は

生徒の生活指導および進路指導に関する知識を有し

一定の欠格事由に該当しないものという基準があります。

この基準をみたして入れば、先生でなくてもよいのです。

 

母国を出てから日本へ日本語を学びにくる学生にとって

慣れない環境での生活で戸惑うことがあると思います。

そんな時に、生活指導担当者のサポートは欠かせないものとなるはずです。

 

柴本

2013年1月22日(火)

 

今日は朝から幼児教育関連商社のお客様を訪問しました。

一昨年の震災以降、幼稚園でも防災対策を見直す動きが本格化していますが、

こちらのお客様はそういったニーズに応え、

危機管理の専門家を招いて幼稚園経営者向けのセミナーを開催されるとのことでした。

 

危機管理は今、誰もが関心のあるテーマだと思います。

被害を最小にするための備えとはなにか、

今回お仕事で関わらせていただくことになりましたので、

深く勉強させていただきたいと思います。

 

野中

2013年1月8日(火)

 

今日は神奈川県の医療法人のお客様の元を訪問し、そのまま役所へ書類提出に向かいました。

普段は医務課へ行くのですが、今日は生活保護課にも立ち寄りました。

課によって職員の方の雰囲気が違うなか、生活保護担当の皆さんの気さくな対応はとても新鮮でした。

 

さて、各地の役所を訪ねる時の楽しみはなんといっても食堂です。

今日もちょうどお昼時にかかったので、上層階の食堂へ。

ついついボリュームのある定食を頼んでしまいます。

お客さんには子供連れの方がちらほらいて、食堂の方と子どもたちのふれあいが和やかムードでした。

 

明日は別の役所へ行く予定です。

同じくお昼時になりそうなので、また食堂が楽しみです。

 

野中

2013年1月7日(月)

 

あけましておめでとうございます。

柴本です。

 

昨年末から今年にかけて日本語学校を設立したいというご相談を

何件かいただきました。

 

最近、依頼が増えているもののひとつです。

これも国際化の流れでしょうか。

今後まだまだ広がりをみせる分野だと思います。]

 

4月には申請を控えている学校があり、

今はその準備の最中です。

 

すこしづつ学校としての形に近づいているまっただ中。

しっかり進めていきます。

 

柴本

平成25年1月7日(月)

新しい年になりました。

今年も頑張って行きたいと思います。宜しくお願い致します。



新年は1月4日が仕事始め。
新しい年最初の訪問先は、神奈川県のクリニックです。
昨年医療法人設立をされ、現在その後の各種手続きを行なっています。



個人から法人開設に変わると医療機関コードも変わるため、それに伴う手続きが色々と出てくるのです。



今週はこちらの医療機関関係で神奈川訪問が多くなりそうです。
電車の乗換も慣れてきて、最近は「神奈川も意外と近いな」と感じるようになりました。
足を運ぶたび、前回は気が付かなかった発見(主に近道に関する)があります。
少し遠方への訪問は楽しいです。

 

野中

平成24年12月27日(木)

 

今月は神奈川と東京の医療法人設立認可申請の本申請書類提出がありました。

どちらも無事本申請を迎えることができ、あとは来年の認可を待つことになります。

 

神奈川は面談があるので手続きの中で申請先のご担当者と顔見知りになりますが、

東京都の申請では半年以上も電話だけのやりとりが続き、

本申請の日に初めて担当の方とお会いします。

随分やりとりしましたが、そういえばお会いしたことがなかったなーと少し不思議な感覚があります。

 

次回足を運ぶのはおそらく2月下旬ごろ。

認可後は毎日のようにいろいろなところへ足を運ばなければなりません。

長いようであっという間の2ヶ月なので、早めに準備を整えておきたいと思います。

 

野中

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