5月25日(火)
先日より気にしていた昨日の公共法人の事業仕分け。
そう、昨日は、この業務日誌にも何度か登場している
『日本語教育振興協会』(以下日振協)が
事業仕分けの対象となる日だったのです!!
この日振協は、日本語学校を設立して海外から学生を受け入れようと思ったら
加入しなければならない財団法人です。
なぜならここの認定校とならなければ、
学生が日本に来るためのビザの審査の対象とならないからです。
そんな日振協、事前調査の段階でも厳しく評されていて、
果たしてどのように仕分けをされるのか、 かなり興味を持って待っておりました。
とは言え、日振協の仕分けが始まるのは午前11:30から。
平日なので、日中は通常の業務があります。
お昼ごはんを食べながら、仕分けの最後のあたりだけ
ユーストリームのライブ中継で観ることができました。
仕分け人からは、様々な厳しい批判が相次ぎます。
私もこれまで知らなかった日振協の実態が垣間見えてきて、 色んな意味で、衝撃でした
そして仕分けの結果は、なんと、廃止。
「法的により明確な制度に改める」のだそうです。
制度が見直されるのは良いことだとは思いますが、
今後日本語学校の設立はどうなるんだろう?
というのがとても、気になるところです。
今の審査制度は、加入する(あるいはしている)日本語学校に
負担が大きい部分がかなりあるので、
そういうことも改善されるといいなあ、と思います。
これがただの民主党の票集めのパフォーマンスで終わらぬよう、
今後の見直しをしっかりと行っていって欲しいものです。
そして、その推移をしっかりと見守っていきたいと思います。
by Yamamoto